小説

【短編小説】白球少女と白濁ナイン

160806_01

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【短編小説】女ボク部1

女ボク1

<1>

張りつめた風船を割ったような音が、部室に響き渡った。

シミひとつ無い真新しいリングの中央で、貴也(たかや)は目から火が出たような衝撃を感じながら、それを聞いていた。

ピリピリとした空気の痺れが消える前に、また目の前に真っ赤な塊が迫る。

それが相手のグローブであると認識した瞬間、視界が揺れて小気味好い音が体を駆け抜けてゆく。

信じられなかった。ボクシング部の部長を努める自分が、こんなに一方的に殴られ続けるなんて。

しかも……下級生の女子生徒相手に!

 
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【サークル名】エムサイズ
【管理人】りうむ

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